楽天とヤフーショッピングのマラソン対決が終了しました。
僕のような個人レベルの弱小店舗にとって大型セールは特に不利になります。
理由としては、セールに便乗出来る売れ残り商品が無いからです。
小さな店舗にとって余剰在庫は死活問題ですので、売れる商品のみを取り扱う事になります。
「不良在庫を大量に抱える=在庫を現金化出来ずにバタンキュー」となってしまいます。
在庫は出来る限り少なくし、売れない商品は売り切ってすぐに廃盤にします。
売り切る方法も安売りではなく、通常価格での販売にしないと初期投資が回収出来きません。
セール期間でも安く売るものがないのです。
「いやいや、利益を削って売ればいいじゃないか」
と思われるかもしれませんが、そうすれば安い価格が通常となってしまい、商品が死んでしまいます。
そうやって死んでいった商品を多く見てきました。
商品の寿命が尽きたらなら低価格への路線変更もアリですが、現役の段階で安く売るのは愚の骨頂です。
ちなみに今のは僕のお店の話です。
誰もが知っているような規格品を扱っているお店ならセールは参加しないといけません。
言い訳はここまでにしておいて、結果は以下のようになりました。
・楽天
11月 4日 200%
11月 5日 200%
11月 6日 200%
11月 7日 100%
11月 8日 100%
11月 9日 100%
・ヤフーショッピング
11月 5日 400%
11月 6日 100%
11月 7日 0
11月 8日 0
11月 9日 100%
11月10日 250%
11月11日 200%
両方ともに、セール期間が長すぎて、後半からマラソンにお客さんがバテてしまったようです。
ヤフーに至っては完全に中だるみしたのか、セール期間にも関わらず売り上げ0が発生しました。
※売上0はヤフーショッピングに至ってはたまにあります。
これがヤフーショッピングにおける1年でも最も売れる日か・・・残念の一言です。
去年までは調子が非常に良かったようですが、今年はサッパリのようです。
なぜセール期間が長くなるのかと言えば、出店店舗に多くの広告を売るためです。
セール期間が長いほど売る広告枠が多くなり楽天やヤフーは潤うのです。
僕は広告は買ったことがありませんが、もし広告を買うなら初日か最終日がお勧めです。
中だるみしている時期に買っても効果は少ないと思われます。
他の出店者の皆さんがどうだったかは解りませんが、この大型セールのせいで、
アマゾンも売り上げもダウンしてしまい踏んだり蹴ったりでした。
もう11月だというのに全く盛り上がらない年末商戦・・・今年は本当に厳しいです。
読んで頂いて有難うございます。
『にほんブログ村』←応援のクリックをお願いいたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿