2018年4月23日月曜日

ネットショップ運営 - 楽天特別運賃プログラム

今日は配送料の値上げの話になります。

僕のお店では「ゆうパック」のみを使って配送をお願いしています。
出荷量はそこまで多くないので、他の大手さんに比べると割高な料金を払っていると思います。

ここ数年で度重なる値上げの交渉があり、今回の大幅値上げのニュースで震えていたのですが、
レビューでよく書かれるのが「送料が高い」というご指摘です。
小規模の店舗では送料を安くすることは出来ないんですよ・・・すいません。

そもそも販売している商品のサイズは郵便受けに入るサイズではなく、
さらに値段がそこそこ高いので配達記録がないと問題が多いので
レターパック等の低価格のサービスを利用出来ません。
必然的に大きなサイズに対応した「ゆうパック」を使うことになります。


そこで現在のゆうパックの契約価格と、「楽天特別運賃プログラム」を比較し、
「楽天特別運賃プログラム」を使うことにしました。

理由としては僕のお店の場合そこまで最初から優遇価格を受けていなかったので、
現状価格を比較した場合、殆ど値段が高くなりませんでした。
おそらくこれから持ってくるであろう新価格と比較すると
「楽天特別運賃プログラム」の方が安くなります。


僕の場合ですが「楽天特別運賃プログラム」の運賃は
336円~2,520円のどれかに該当し、地域やサイズによって大きく異なります。
送料無料をしてしまうと、336円の時と、2,520円の時で利益に差が出過ぎてしまうので、
地域別での送料をこれからもお客さんに負担してもらう方針です。

「楽天特別運賃プログラム」の特徴は地域別では価格差は小さく
サイズ別での価格差が大きい料金体系です。

主に60サイズを使っているお店ではお得なのではないでしょうか?
逆に120サイズを超える商品だとメリットを感じにくいと思います。

僕のお店では単品買いのお客さんが多く、梱包サイズが120を超える事が少ないので、
そこそこメリットを見いだせると思います。


ここで一つ問題になるのが、アマゾン倉庫への配送です。
アマゾンの倉庫に商品を送ると、販売をアマゾンが自動的に行ってくれるFBAをいうシステムを利用しています。
FBAを利用する為に、商品を大きな箱にまとめて送るのですが、
箱サイズはアマゾンが受け取れるギリギリである160サイズで送ります。
小さいサイズで沢山送るよりも、大きな箱で一度に送る方が安くなるからです。

この「楽天特別運賃プログラム」を160サイズに適用すると・・・・今よりもかなり高い!!
ん~楽天・ヤフー・アマゾンのトータルで見たら・・・まあ仕方ないかな。


激動の送料値上げ時代を乗り越えるために「楽天特別運賃プログラム」を使います。
おそらくこの言葉を言うのは始めてです。
「ありがとう楽天!!」

2018年4月18日水曜日

ネットショップ運営 - メルカリ vs ラクマ

いかに新しい販路を探して売上の拡大を図るかをいつも考えています。


2017年の終わりごろにワウマに出店しましたが、あまりの人気の無さに愕然とし
モール型のネット販売には手を出さないと決めています。

月額利用料の要らないオークション最大手のヤフオクにも挑戦しましたが、
昔の盛況とは違い、今はガラガラの閑古鳥です。

残された秘境はフリマアプリだと思ってメルカリは出品していますが、
月に数万程度の注文を貰うことが出来ています。

それではフリマアプリではそこそこ有名なラクマはどうでしょうか。
インターネットの世界では1番手が圧倒的に強く、4番・5番手になると閑古鳥です。
2番手ならまだ可能性があるかもしれません。
そういった理由で2カ月ほど前にラクマを始めました。
ラクマ使ってみた初めの感想は「メルカリそっくり!!」です。
でも中身は全然違いました。


・手数料について
ラクマは現在キャンペーンをやっていて手数料無料となっています。
これはラクマへの集客の為だと思いますが、無料の文字のインパクトに惹かれます。
そういう僕も無料だからラクマを始めています。

対するメルカリは手数料10%です。
販売額に対する10%ですので、そこそこ痛手ですが、
アマゾンの15%に消費税を掛けた16.2%に比べたら可愛い物です。
それでも無料には勝てないのでラクマに軍配が上がります。


・振込手数料について
ラクマは楽天銀行に振り込みを行わなければ手数料が「必ず」発生します。
楽天銀行をこの為に用意するのは非常に面倒なので手数料210円が発生すると考えてください。
後で書きますが、ラクマはそこまで売れないので、210円はとても大きな足かせになります。

対するメルカリは1万以上ならば無料で振込が可能です。
僕の場合は1万以上発生するので完全に無料となります。


・送料について
ラクマ・メルカリに共通する事ですが、メインの事業としてネットショップをやっていますので、
運送会社と個別に契約を結んでいます。
それゆえに遠方の北海道や沖縄の場合のみラクマパック・メルカリ便を利用しています。
ラクマパック・メルカリ便とは全国どこでも同じ金額で運んでもらえるサービスです。
遠方であればあるほど得をしますが、近場であればあるほど損をします。
つまり、近場なら契約している運送会社を使い、遠方ならラクマパック・メルカリ便を使いたいでのす。
ちなみに僕の場合ですが、ラクマパックは900円・メルカリ便は700円発生します。
これを前提にお話しします。

まずラクマですが、出品時に選択した配送業者を販売後に変更出来ません。
買ってくれたお客さんが北海道の場合にラクマパックを使いたくても変更出来ないのです。
つまり、販売の段階で契約運送会社かラクマパックのどちらかしか選べません。
ラクマパックは900円かかります。
近場のお客さんが買ってくれた場合、900円も払ったら大赤字です。
とはいえ、北海道・沖縄の場合は少しだけ得をします。
人口比率でいうと本州が圧倒的に多いので契約運送会社を選ぶことになります。
そして設定すると狙ったように北海道・沖縄の方が買いに来るのです。
そして大赤字になります。
非常に使いにくいラクマパックです。

これとは違い非常に使いやすいメルカリ便です。
お客さんの地域によって自分で配送方法を選択出来ます。
さらにメルカリ便はラクマパックと比べて200円も安いのです。


・トータルでみた利用料
販売手数料、振込手数料、送料の3つの料金を合計すると圧倒的にメルカリの方が安くなります。
ラクマの販売手数料無料は振込手数料、送料の2つを考慮すると全然美味しくありませんし、
トータルで見たら大幅に高くつきます。


・集客力について
最後になりますが、ラクマはメルカリの10分の1しか売れません。
インターネットの世界では1番手が圧倒的に強くなりがちですが、
フリマアプリではそれが顕著でした。


・検証結果
ラクマ vs メルカリび対決は料金・集客力・利便性のすべての点でメルカリが勝利しました。
楽天は「無料と見せかけて実は高い」この料金体系を見直した方がいいと思いますよ・・・
メルカリそっくりに作っていますが、見た目だけではなく利便性も真似した方がいいと思いますよ・・・
頑張れ楽天!! 頑張れラクマ!!

2018年4月9日月曜日

ネットショップ運営 - 3月度

2018年3月度の売上は前年比で19%ダウンの結果になりました。

2017年のアマゾン詐欺事件により売り上げが大幅にダウンしたのが5月なので、
前年対比では5月までずっとマイナス成長のグラフを描くことになると思います。
※中国からのアマゾンへの攻撃で、ほぼすべての商品の価格が一斉に書き換えられた事件

詐欺事件が終わってからそろそろ1年経ちますが、失われた信用を取り戻すには時間がかかるようです。


とは言え、2017年5月以降のランキングで考えると、2018年3月は過去2番目の売上が立ちました。
ちなみに1番は2018年1月でした。


3月は意外にも楽天が検討し、2%ですがアマゾンから楽天に流れました。
アマゾン 68%
楽天 27%
ヤフーショッピング 5%

楽天は携帯電話にも参入するそうですし、楽天比率が伸びていく可能性が少し生まれました。
リスク回避の観点から言えば、
アマゾン 33%
楽天 33%
ヤフーショッピング 33%
が理想なので、各モールでバランスよく売れることを期待しています。


3月の結果だけを見れば心が少し安らぎました。
ここ最近の売り上げ傾向は右肩下がりだったので、常に危機感に襲われていました。
「急いで何かしなければ・・・・」
「もっともっと新しい価値を生み出さなければ・・・・」
そんな強迫観念も出荷量がそこそこあれば消えてくれます。


僕のお店はまだですが、そろそろ運送会社からの値上げの交渉が来る時期です。
ネットに流れている値上げ情報はとんでもなく高く、ガクガクブルブルです。
良い事も悪い事も含めての自営業なので、震えて待ちます。