12月2日(土)19時から7日(木)2時まで、
楽天にて「スーパーセール」が行われていました。
通常日を100%とするとスーパーセール期間における日別の売上比率はこうなりました。
2日:100%
3日:200%
4日:200%
5日:150%
6日:200%
7日:150%
僕のお店では、スーパーセール期間におけるセールなどはしていません。
楽天の広告は買わないので露出度も相対的に下がる事になります。
純粋に買い回りによるポイントアップを狙ったお客様が購入してくれています。
通常日の売り上げが一番売れていた時期に比べて3分の1程度に落ちています。
ですのでセール時期の200%は、過去の通常日の売上にすら届かなくなってしまいました。
スーパーセールにすら期待を持てなくなってしまった楽天の行く末は明るくはありません。
「とりあえず、採算が取れている間は続けよう」という店舗が多いのではないでしょうか。
楽天が公表している市場の店舗数は「45,202」となっています。
実は店舗数だけは順調に増え続けています。
インターネット通販に夢を見てやってくる人達がまだまだいるようです。
店舗数が増える事は、供給過多や検索が汚れることに繋がるので好ましくありませんが、
インターネットで小売りをする同じ立場の人間としては頑張ってほしいと思います。
ただし、現実を見てほしいので少しだけ計算式を書いておきます。
採算が取れなくなるギリギリのラインを損益分岐点と言います。
「売上がこれ以下になれば赤字だ!!」という売上ラインです。
楽天は月額の基本料金が19,500円となりますが、カード決済手数料が3,000円発生しますので
合計は22,500円となります。
これが毎月必ず発生する固定費となります。
まず国税を計算から除外します。
1000円で売っている場合は、消費税を計算から除くと売価は925円になります。
次に費用の計算ですが、
楽天税で90円 (スマホ基本税7% + 基本ポイント1% + 基本アフィ1%)
カード税 31円 ((楽天カード2.65% + その他カード3.6%) / 2 = 3.125%)
データ処理税15円 (カード売上請求処理をされた場合に課金)
ここまでで合計の費用は136円になります。
合計楽天税は13.6%です。
これは「楽天ペイ」導入前の楽天税なので、今後は強制的に楽天ペイが導入されますので更に高くなります。
仮に500円で商品を仕入れているとするならば、利益は925-500-136=289円となります。
ここに最初に挙げた月額固定費22,500円をチャラにするためには1000円の商品を77個売らなければなりません。
求める生活水準によりますが、月に20万欲しいのであれば769個、30万欲しいのであれば1115個売らないといけません。
一日に換算すると37個です。
楽天で1つ商品が売れると、リアルタイムランキングが1位になります。
それほど楽天は売れません。
1つの商品が1日で売れる数は売れ筋でも2~3個だと思ってください。
売れ筋が20アイテムあれば楽天でも月に30万の収入を得ることが出来ます。
この数字を多いと取るか少ないと取るかは商売の才能次第ですが、
これを見ても余裕だと言える場合のみ、出店をお勧めします。
読んで頂いて有難うございます。
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こんにちは。
返信削除ブログランキングで、「バケツスタジオ」っていう名前に、
なんだろう?って思って、見に来ました。
私は、パートで薬剤師をしています。
いままで、勉強はしていても実際に患者さんのこういうブログを見るのは、
初めてだったので、興味深く、また、日々の闘病生活を想像しながら、拝見させていただきました。
ありがとうございました。
かなちんさん
返信削除コメント有難うございました。
バケツスタジオの名前は、IgA腎症とは全く関係ないので今では意味不明になってしまいました。
ブログを書き始めた当初はジャンルを問わず色々な内容を書こうと思っていたのですが、IgA腎症のアクセスが多く頂けれるので、今ではIgAがメインとなっています。
薬剤師って素敵なお仕事ですね。
専門の方にも見て頂けて嬉しく思います。
有難うございました。