2018年4月18日水曜日

ネットショップ運営 - メルカリ vs ラクマ

いかに新しい販路を探して売上の拡大を図るかをいつも考えています。


2017年の終わりごろにワウマに出店しましたが、あまりの人気の無さに愕然とし
モール型のネット販売には手を出さないと決めています。

月額利用料の要らないオークション最大手のヤフオクにも挑戦しましたが、
昔の盛況とは違い、今はガラガラの閑古鳥です。

残された秘境はフリマアプリだと思ってメルカリは出品していますが、
月に数万程度の注文を貰うことが出来ています。

それではフリマアプリではそこそこ有名なラクマはどうでしょうか。
インターネットの世界では1番手が圧倒的に強く、4番・5番手になると閑古鳥です。
2番手ならまだ可能性があるかもしれません。
そういった理由で2カ月ほど前にラクマを始めました。
ラクマ使ってみた初めの感想は「メルカリそっくり!!」です。
でも中身は全然違いました。


・手数料について
ラクマは現在キャンペーンをやっていて手数料無料となっています。
これはラクマへの集客の為だと思いますが、無料の文字のインパクトに惹かれます。
そういう僕も無料だからラクマを始めています。

対するメルカリは手数料10%です。
販売額に対する10%ですので、そこそこ痛手ですが、
アマゾンの15%に消費税を掛けた16.2%に比べたら可愛い物です。
それでも無料には勝てないのでラクマに軍配が上がります。


・振込手数料について
ラクマは楽天銀行に振り込みを行わなければ手数料が「必ず」発生します。
楽天銀行をこの為に用意するのは非常に面倒なので手数料210円が発生すると考えてください。
後で書きますが、ラクマはそこまで売れないので、210円はとても大きな足かせになります。

対するメルカリは1万以上ならば無料で振込が可能です。
僕の場合は1万以上発生するので完全に無料となります。


・送料について
ラクマ・メルカリに共通する事ですが、メインの事業としてネットショップをやっていますので、
運送会社と個別に契約を結んでいます。
それゆえに遠方の北海道や沖縄の場合のみラクマパック・メルカリ便を利用しています。
ラクマパック・メルカリ便とは全国どこでも同じ金額で運んでもらえるサービスです。
遠方であればあるほど得をしますが、近場であればあるほど損をします。
つまり、近場なら契約している運送会社を使い、遠方ならラクマパック・メルカリ便を使いたいでのす。
ちなみに僕の場合ですが、ラクマパックは900円・メルカリ便は700円発生します。
これを前提にお話しします。

まずラクマですが、出品時に選択した配送業者を販売後に変更出来ません。
買ってくれたお客さんが北海道の場合にラクマパックを使いたくても変更出来ないのです。
つまり、販売の段階で契約運送会社かラクマパックのどちらかしか選べません。
ラクマパックは900円かかります。
近場のお客さんが買ってくれた場合、900円も払ったら大赤字です。
とはいえ、北海道・沖縄の場合は少しだけ得をします。
人口比率でいうと本州が圧倒的に多いので契約運送会社を選ぶことになります。
そして設定すると狙ったように北海道・沖縄の方が買いに来るのです。
そして大赤字になります。
非常に使いにくいラクマパックです。

これとは違い非常に使いやすいメルカリ便です。
お客さんの地域によって自分で配送方法を選択出来ます。
さらにメルカリ便はラクマパックと比べて200円も安いのです。


・トータルでみた利用料
販売手数料、振込手数料、送料の3つの料金を合計すると圧倒的にメルカリの方が安くなります。
ラクマの販売手数料無料は振込手数料、送料の2つを考慮すると全然美味しくありませんし、
トータルで見たら大幅に高くつきます。


・集客力について
最後になりますが、ラクマはメルカリの10分の1しか売れません。
インターネットの世界では1番手が圧倒的に強くなりがちですが、
フリマアプリではそれが顕著でした。


・検証結果
ラクマ vs メルカリび対決は料金・集客力・利便性のすべての点でメルカリが勝利しました。
楽天は「無料と見せかけて実は高い」この料金体系を見直した方がいいと思いますよ・・・
メルカリそっくりに作っていますが、見た目だけではなく利便性も真似した方がいいと思いますよ・・・
頑張れ楽天!! 頑張れラクマ!!

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